6歳までが重要!「足育」はじめよう
知ってほしい!「足育」のこと
お子さんの足のこと、気にされたことってありますか?
なんと足の基礎は、6歳までに出来上がるのだそう。
6歳までの足が健康に育っていないと、将来、外反母趾・内反小趾・扁平足といった、様々な足トラブルを抱えてしまう恐れがあるんです。
実は我が家の娘も内反小趾気味…6歳まであと1年!できるだけ挽回したい!
だから、6歳までの足の成長に気をつけてあげることがとっても大切!そうして、足を健康に育てることを、「足育」といいます。
今はちいさなちいさなかわいい足。これからの長い人生、この足でたくさんの道を歩いていくことになります。力強く歩いていけるように、育ててあげたいですね。
でも、それはこどもだけの力ではなかなか難しいこと。
親がしっかり確認して、一緒に「足育」がんばりましょう!
こどもの靴のサイズ、確認していますか?
こどもの靴、「すぐサイズ変わっちゃうし、大きめでいいよね」って、選んでいませんか?反対に、サイズアウトしたまま気付かずに履かせてしまっていたり…
サイズの合っていない靴は、こどもの足トラブルの原因になってしまいますよ!
ちいさいこどもは、自分で靴のサイズを管理することはできません。
0〜1歳は毎月、2〜3歳は3ヶ月ごと、4歳からは6ヶ月ごとを目安に、靴のサイズをチェックしてあげましょう。
個人差はありますが、足の成長スピードの目安です。
年齢 | 一年にどのくらい大きくなる? |
---|---|
0〜1歳 | 約2.0cm |
2〜3歳 | 約1.4cm |
4〜6歳 | 約1.0cm |
7〜12歳 | 約0.8cm |
【重要!】サイズのチェックポイント
そしてサイズのチェック方法も重要です!チェックポイントを載せておきますので、ぜひ参考にされてくださいね。
気をつけていただきたいのが、『こどもの足サイズ=靴サイズ』ではないということ!
つま先(足の一番長い指)と靴の間に、1〜1.5cm程度余裕のあるものが、足のサイズに正しく合った靴のサイズです。
靴から中敷きを外して足をのせてみると、つま先と靴の間にどのくらい余裕があるのかがわかります。
この時のポイントは、こどもが立っている状態で行うことです!座った状態と立った状態では、足裏の状態(中敷きにのる足のサイズ)が少し変わるんです。
靴の種類によっては、中敷きに適した足サイズの目安がのっているものもあるので、参考にしてみてくださいね。
靴を選ぶ時、足の長さのサイズばかり気にしがちですが、実は足幅にも注意が必要!
足幅にも広め・狭めといったサイズがあります。
そしてメーカーによって、靴幅を広めにつくっていたり、平均的だったり、狭めにつくっていたり、といった違いがあります。
中には、E〜3Eなど足幅サイズのラインナップがあるメーカーもあります。
甲高・幅広で靴選びが大変!という話もよく聞きます。お子さんの足のかたちに合った靴メーカーに出会いたいですね。
ちなみに我が家の娘は足幅が広めなので、ムーンスターの3Eの靴を履いています。
シューズメーカーであるムーンスターがバックアップしている子供靴専門店「ゲンキ・キッズ」には、足型測定器があり、写真つきで「足長」「足囲」「足幅」を測定結果をプリントアウトしてもらえるので、おすすめです。
我が家もよく利用しています。足の成長記録にもなって嬉しい♪
「足サイズもわかったし、ネットで注文しよ〜」と思っている方は、ちょっと待って!サイズが全てではないんです。チェックポイント2でもあったように、メーカーによって靴のかたちも若干違います。
大切なのは、実際に履いてその履き心地を確かめること。
実際に履いてみると、横幅がぱつぱつだったり、足首周りがスカスカだったり、サイズだけではわからなかった部分が確かめられます。
大人でも、「サイズはぴったりなのに、歩くと当たって痛いな」ということ、ありますよね。
まだよちよち歩きのお子さんに履き心地を聞くのは難しいので、履いている様子を見て、歩きにくそうじゃないかな?痛がっていないかな?ということを確かめてあげてください。
最適な靴を選んでくれる、シューフィッターさんのいるお店に出かけてみるものいいですね♪
「ゆびのば体操」とは、みらいクリニック院長の今井一彰医師が開発した足指ストレッチの体操です。
この体操を取り入れた幼稚園・保育園では、こどものなわとびの回数が飛躍的に伸びたり、ジャンプ力が上がるという調査結果が出ているんです!
そしてなんと、こどもだけではなく大人の足腰の不調にもおすすめとのこと。
これは、我が家でも取り入れるしかない!(私の扁平足もなんとかしたい!)やってみると、とっても気持ちがよかったですよ!
「ゆびのば体操」で検索すると、みらいクリニックのわかりやすい動画がすぐに出てきます。是非、かぞくみんなで試してみてくださいね。
足うらには、たくさんのツボがあります。そんな足うらをマッサージしてあげると、足うらの感覚が鍛えられ、運動神経の向上が期待できるのだそう!
イチロー選手も、赤ちゃんのころからお父さんに足裏マッサージをしてもらっていたんだって!
その他にも、やさしく肌に触れてあげることで、リラックス効果も期待できます。
カンタンにできてメリットいっぱいの足うらマッサージ、我が家でも取り入れています。参考までに、こんな風にしていますよ、というのを載せておきますね。
我が家では、寝る前のリラックスタイムに足うらマッサージをしています♪(親が先に寝落ちしたときを除く)
♡足うら全体をまんべんなくやさしくプッシュ
♡土踏まずをやさしくプッシュ
♡足の指をやさしく1本ずつくるくる回す
♡足の指の関節・腹をやさしくプッシュ
【※注意】強くしないこと!!
参考にしている本:かしこい子が育つ足うらマッサージ(鈴木きよみ)
まだ歩き出さない赤ちゃんは、足うら全体をやさしく撫でてあげるだけでも良いそう。こどもの様子を見ながら、親子でリラックスタイムを楽しんでくださいね♪
「足育」興味をもっていいただけたでしょうか?
まずはお子さんの足をよく観察して、今時点で問題がないかチェックしてみてくださいね。
ぴったりの靴を見つけたら、さっそくかぞくで出かけましょう。かぞくでたくさん歩きましょう♪
こどもがこれから力強く歩いていくための「足」。正しい知識をもって、かぞくみんなで大切に育てていきたいですね。
♡おまけ♡子ども用5本指ソックス、オススメです!こどもだけで履くのは難しいので、我が家では休日用にしていますよ。5歳娘によると、指の間が広がって気持ちがい〜のだそう。足育にもなります♪